はんちょうにっき

班長のよしりんです。補足はやたら書いてますが、自分で記事を立てるのは久しぶりです。このWikiの意義について考えていたのですが、外に向けて発進というのもあるのでしょうが、何より後の後輩になるF-tecの人たちのために、この代がやったことを出来るだけ細かく記録するのが大事ですよね!ってことで割と真面目に書いてます。(来年の活動報告書はここからコピペして作れるようにしようとか考えてたりもする。)

はい。本題です。F-tecの試作期間もラスト一週間を迎え、大詰めを迎えています。来週は頑張りどころですね。
ただ、非常にまずいことに、けが人を出してしまいました。昨日は、一次構造の補強用にステンレスワイヤーでXブレーシングを行っていたのですが、その最中に度重なる失敗を起こし、そのうちの一回では班員が怪我するという事態になってしまいました。

事故のときには、両側からワイヤーに30kgのテンションをかけていたのですが、そのとき、ステンレスワイヤー本体がプチっ、と切れてしまい、その反動でひっぱていた班員が吹っ飛んでしまい、引っ張るのに使っていたドライバーで手を怪我するという事態になってしまいました。

昨年まで全く同様の方法で行っていたはずなのですが、これ以外にも、引っ張っている途中にかしめていた金具からワイヤーが抜けるなどといったことが起きるという事態もあり、色々とまずい事態になっていました。

ワイヤーの太さ・かしめるときに使った金具・工具も昨年と全く同じ者を使っていたはずなので、原因を探っている段階ですが、考えられるのは、ワイヤーに折り癖が付いていたにも関わらず、気付かずに使ってしまった、あるいは、昨年使っていたワイヤーと同じ者を使っていた(??)、もしくは、かしめる方法がまずかった。などと考えていますが、いまのところ決定的な原因は分かっていないので、OBさんにも相談したいと思います。

今日はいろいろと厄日で、明日に控えている追試や、疲れもあったりしたためか、全く頭が回らず、班員ほぼ全員がブレーシングの工程をすっとばして、ストリンガーを接着しようとしたり、いきなりブレーシングをやることになったために必要な物探しにやたら時間がかかったりと、非常に効率の悪い一日でした。班長としては反省するばかりです。

最近の主翼班では、人数が多いためか、主活動日の火曜や金曜・土曜は割とにぎやかに作業しており、にぎやかすぎる余りに手が止まっているようなこともありますが、それを除いては、ほぼ順調に行っています。昨年よりは若干製作ペースは遅いですが、試作期間にそれなりのことを試せたこと、一年生がいるときに一次構造・二次構造を進めていったことを考えると、妥当なスピードかと思っています。何より、今年は実働班員が多いので、パーツ製作においては非常に有利に運びそうです。

試作期間に、後縁接着(カーボンを両面テープで接着する、カーボンをやめてバルサにする、ジグを当てて行うなどなど)と、リブ及びプランクの構造解析などなどを行っていて、まとまったらアップしていきたいと思います。

今までは割と試作シーズンということで、だいぶのんびり作業をしていますが、さすがに11月には実機製作に入りたいので、10月ラスト一週間、頑張って製作していきたいと思います!それでは。