!胴体班の活動報告
今年度の胴体班は
2年:清水
1年:小澤 新宅
の3名で活動していきます。よろしくお願いします。
7/3 電磁波工学わけわからん(清水)
どうも、最近作業場に行けないのが悩みの種な清水です。
しかも、先週はまたしても風邪を引いて約一週間ダウンしてしまったんで、本当に作業場に行けてませんでした。OTL
ところで、そんなふぬけた俺が休んでいる間に、二年生が改良版テンショナ―&予備車輪パーツを設計・制作してくれていました。ありがとう!
とりあえず、新テンショナについて、写真が無いので恐縮ですが、説明をば。
今回の新テンショナのテーマは、
・万が一外れても歯とびだけで、前回みたいに重傷にはならない設計。
・作業工程的に、従来のものを流用する設計。
でした。
まぁ、結果的に、アームが恐ろしく長くなってしまい、重くなってしまった上に、
「T字型に削って行って軽量化して行こうぜ」→「フライスだと工程がきついんで、穴を空けて何とかしよう」
という方針転換をしてしまったために、Tで残したはずの部分が穴によって寸断されてるといったような、構造的に意味不明な状態になってしまっています。
まぁ、気持ち悪い事この上ないですが、とりあえず機能としては問題ないので、今後またメカノに行けるときに改良するっていうことで。
おっと、電磁波工学の授業が終わったようです。それではこの辺で。
6/19 作業場にフライスがほしい(清水)
さて、久しぶりに電車内で暇ができたので、ちょっぴり日記的なものを
明日は第四回試験飛行に出発予定。
そろそろ飛距離を伸ばしていきたいところだけど、天気はどうなるかなぁ・・・
ちなみに、自分は航空のOB会でプレゼンがあるので、途中参加予定です。
そのため、積み込みから現地移動まで、今回俺は一切放任です。
まぁ、最近ではメンバーがかなり自主的に動いてくれるので、大丈夫だとは思うのですが、不安は消えません。
むしろなんか、TFも回数を重ねるにつれ、少し緊張感が失われている気もします。
こんな時は大きなミスが起きたりしそうで怖いです・・・
最悪機体は壊れてもいいですが、メンバーに何かあってからでは遅いので、みんな、気をひきしめて頑張っていきましょう。
ところで、今年は自分の担当部でのミスが目立ちます。
3回のTF中、2回もトラブルが起き、いずれもかなり重大なトラブルになってしまっています(ってか一回はTF中止にしてしまってるし)。
そのため、いずれの事故でも結構根本的に設計を変更して対処をしているのですが、ここで最近かなり悩んでいます。
基本的に自分の設計方針は
・改修は一週間以内に行えるように
・同じミスは繰り返さないように
まぁ、残りTF期間を考えると、あまりうかうかしてはいられないので、できる限り回数を稼いでいきたいですし、
ミスを繰り返すと、それだけでTFを一回無駄にしてしまうばかりか、人的被害を及ぼしかねないので、当然といえば当然の方針です。
ところが、意外と一週間って短いんですよね。TF前に検証もしなくちゃいけないし。だからあまり複雑な構造にできない。
でも、強度と軽さの両立という面では、フライスを使ってH型やT型の断面を用いていきたいところ。
ところがフライスは作業場になく、機械科のものを時間限定で借りなきゃいけないので、意外と大変。
結果的に、軽量化前の削りしろを残しまくった状態でTFに送り出してしまっています。
まぁ、本質的に安全方向に行くだけなので、安全管理面としての代表としてはよいのですが、やはり作業者の胴体班長としては本来の想定より数倍の重量となってしまっているため、気になります。
まぁ、これからTFを重ねていく中で様子を見ながら少しづつ余分な部分を削っていきたいと思います。
ところで、今年は機速計が不調なようです。現在は手持ちの代表用風速計で代用してますが、やはり飛行中のログが見たい・・・
計測班にはプレッシャーをかけるようで申し訳ないけど、それができる計測班のレベルっていうのが代々のF-tecのウリのような気がしますし、がんばってもらいたいものです。
追伸
プロペラのチップもフェアリングもがんばっていきましょう!
俺も手が空いたら手伝いますっ。
5/9(清水)
なんかこっちを更新するのは久しぶりですね。
駆動試験について、起こった現象は代表のほうに任せるとして、
こっちでは原因考察と、対策について書きたいと思います。
まずはこいつを見てくれ、こいつをどう思う?
まぁ、見てわかる通り、アイドラースプロケットが市販状態のままなので、結構重そうです。
動きを確認する前から軽量化を進めるのもどうかと思ったので、「とりあえずは駆動試験をして、あとで削っていけばいいかぁ。」なんて思っていたのですが、どうやらこれが仇になったようです。
駆動系に一度でも携わった事がある人ならわかると思うんですが、チェーンの回転速度には結構ムラがあります。
で、どうやらスプロケットの回転モーメントがあまりに大きく、スプロケットがその回転ムラに対応しきれなかったため、
チェーンの速度が遅くなっても、テンショナーがチェーンを送り続ける。
↓
駆動軸まわりでチェーンがゆるむ
↓
ゆるんだチェーンを巻き込んで歯飛び
というメカニズムで歯飛びが起きたようです。
ついては、解決策として、2つのアプローチをとり、
1:現在のスプロケットアイドラーを削って、モーメントを減らす
2:そもそも、スプロケットアイドラーが重い。耐久性的にアルミプーリーでもいいんじゃない?
ってことで、スプロケットを削りつつ、アルミプーリーを製作していきたいと思います。
4/16(清水)
いよいよ今週末は操舵試験&重心測定です。
昨年のTFで重心の見極めに苦労したんで、今年は室内で重心測定をやります。
まぁ、場所の関係で翼はつけれませんが、モーメントアームの大きいパーツはつけるので、
主翼重量を別測定したら、あわせて正確に推測できると思うので大丈夫でしょう。
ちなみに、胴体自体も今年は倉庫内にあったため、あまりいじれておらず、
現物あわせできてないパーツがあったり、一部二次接着は終わってなかったりですが、まぁ試験自体には問題ないはずです。
でも、現物あわせをできてないってのは、怖いですねぇ。まぁ、図面通りにできてる事を祈ります。(苦笑
それにしても、ついに尾翼が動くってのはうれしいです。
成功するといいなぁ、いや、成功させます。
いつの投稿だっけ?(小澤)
交流会では何故かビンゴ大会の司会が自分に代わっているなど、いろいろやらかしました。ご迷惑おかけしました。
他大のノリの良い方々、また一緒に(節度を持って)はっちゃけようぜ!!
4月7日
サークルオリ2日目。F-tecブースでは、宣伝効果も狙って激しい戦いが繰り広げられました。
4月1日
今日は諸手続1日目です。
みなさんきちんと歓迎・勧誘しましょう。
3月23日
ついに胴体班は最後のお仕事、コックピット背もたれの製作に着手しました!!
こいつを作ってしまえばもうロールアウト!
ありゃ、相貫線が合わない・・・orz
どうやら外径を測り間違えたようです。。。
この後もう一度相貫線を作り直しカーボンを切りました。
あとは発泡ウレタン(通称:むくむく)をつめて微調整・接着すればロールアウト!!
実質残り作業日数2日!!
しかし、コックピットがしまってある倉庫を開けられないので、
まだロールアウトは先なのであった・・・orz
3月6日
今日の胴体班は主翼班の要請により、翼の補強に使用するカーボンのシート(通称:刻み海苔)
を焼きました。
プリプレグを置くステンレス板をエタノールで丁寧に拭き、油汚れを落とした後、特殊な離型剤を5~6層に分けつけていきます。
この後プリプレグを敷き真空引きをして、130℃で2時間焼き上げ、総面積1平米程度のものが、無事完成しました。
そして注目のお土産
耐熱ブチルテープがいっぱい!!!
どうやらメーカーの不良在庫らしく、教授の元に送られてきたそうです。
それを1箱(40巻!!)まるまるいただけました。ありがとうございます。m(_ _)m
3月3日
新歓用の駒場の立て看板がほぼ完成しました。
イラスト:主翼K.G.Y画伯
今年の立て看板は、東京メトロの広告のオマージュに決定しました。
でも、肝心の情報(サークルオリの場所、連絡先、コンパの日時)等が全然書けていません。
まあ、新入生がここのサークルの存在を知ってくれればいいか。。。
2月3日
さあ今日は節分だ!!!
日頃の鬱憤をモニター上の鬼に叩きつけろ!!!!
鬼:プロペラ隊隊長
イラスト:主翼KYT画伯
あそびかた
モニターのまんなかにオニのがぞうをうつして、まめをぶつけよう。
だれかさんが、さぎょうばのまめをぜ~んぶたべちゃったけど、もうだいじょうぶ!!
おうちでまめまきができるよ!!
いちねんせいのみんなは、このちょうしでこまばのおおオニどももやっつけようね!!!
※食べちゃったのは主翼O君です。一応、隊長の名誉のため。。。
2月2日
何か巨大な力が働いて、プロジェクターが導入されました。
会議でPCを使ったスライドを使うときは非常に便利ですね。
出力が正常か入念にチェックしているように見せかけ実はこの後出る綾波が待ち遠しい我等が胴体班班長Pの図
12月28日
みなさんこんばんは、御存知、胴体班web担当でございます。
今日はφ32,長さ100mm,90°-0°-0°-0°-90°の5層構造で焼き上げた試作桁第2弾の開封作業を行いました。
ツヤ消しブラックカッコ(・∀・)イイ!!
実はこの桁抜き作業、桁がパイプに密着しているため、ヒヨっている胴体班メンバーの力ではどうにもならなかったのですが、
F-tec一番の兄貴キャラ、主翼のS先輩は一瞬にして桁抜きをやってのけました。流石です。
今年はこの内径でもうちょっと多く積層し、コックピット後部背もたれ部分を今回の工程で焼いた桁で製作しようと考えています。
さて、今日は支援していただいている先生から作業場が汚いとお咎めを食らったため新年を気持ちよく迎えるため大掃除も行いました。
あんまり綺麗になってないんじゃないかと思うかも知れませんが、この状態はウチではめっちゃ綺麗な方なんですよ。
ちなみに、胴体班の今年暮れまでの目標は、両尾翼の制御機構完成です。
まだ必要なパーツの切り出しが終わっていない!!今年もあと3日。頑張らなきゃなぁ。
12月07日
前回作ったCFRPを4枚重ねてエポキシで貼り合わせるという試作をしてみました。
軽くたたくと瓦を叩いた時のような音がします。市販のプレートよりは重そうですが、普通に使えそうです。
実は前々からドライカーボンを作業場でも焼けるよう炉の準備をしていました。
ガワだけは1ヶ月ぐらい前から大体完成していたのですが、計測班期待のホープSくんによる電熱線と温度計測の回路もついに完成し、
今日が初の火入れとなりました。温度の自動制御もじきに付く…のかな?
テスト動作なので、前回PSIでもらった死にかけのプリプレグをヒートガンを使って曲げ、何とか1層の桁を巻き、いざ炉に投入!!
そしてできたのがコイツだっ!!
F-tec史上初の記念すべき自作桁1号です。(φ=10のパイプで作成)
他班にとっては小さな桁ではありますが、胴体班にとっては大きな一歩です。
プリプレグは瀕死の重症でしたがまだ生きていたようで、綺麗に仕上がりました。
構成パーツはほぼ全て胴体班web担当の部屋に転がっていたモノという作業場PC計画も、着々と進行中です。
11月28日
PSI(工学部システム創成学科)のご協力の下ドライカーボンを焼かせていただきました。
まずはオートクレープがお出迎え…使ってみたい…
けどこれは現在耐震工事中の航空宇宙学科のものなのだそーです。
後ろには衝撃荷重の実験設備もあります。萌え燃えますね。
これが今回使用させていただいた炉です。
温度設定は手動ですが、制御は自動でやってくれます。タイマーも付いてるよっ!
こいつなら桁も作れそう…ムフフ。。。
できたカーボンプレートを手に、みんなでキラッ☆
積層の際胴体2年が不在かつ1年は初めての積層でしたので、
0°-90°で4層(厚さt=0.88mm)と構造は単純になりましたが、炉の大きさに物を言わせ、
1000×1200( ゜Д ゜)
という馬鹿デカいのを作ってしまいました(;≧▽≦)
多忙な中ご協力いただいたU教授には、カーボン関係の資料やプリプレグを頂いた上、差し入れまで頂いてしまいました。本当にありがとうございました。
また、筆者個人としては、まだ入学して約半年しか経っていない中で、PSIの実験室に入らせていただき、
作業させていただけたというのは本当に貴重な体験でした、非常に感動・感謝しております。
また、桁焼き試作・後縁の部品制作等の際はよろしくお願いいたします。
最後に、一番右の人、もっと「笑えばいいと思うよ。」