12.6.25

お久しぶりです。早坂です。第6回TFにて起きた事象について報告します。
TF報告にもありましたように、6本目の滑走中にパイロットが駆動系の異音と違和感によりストップ。その後駆動系を点検したところ、チェーンの動力を伝えるペラシャフトのパーツ間の接着が剥離していました。こちらが写真になります。
shaft_b2
シャフトの中央部はCFRP製で、前後のペラハブ/スプロケット取り付け部はアルミ合金製で、エポキシ接着剤で接着していたのですが、チェーンにかかる力が繰り返し荷重や衝撃荷重として作用し、接着がねじり応力に負けて剥離したと考えられます。
想定外の事態で撤収することになったのは残念ですが、大会前に発覚したのは不幸中の幸いでした。来週のTFに向け、より接着面積を増やす改良を施して修復します。また、大会用のペラシャフト2号も製作を進めていきます。
それでは。